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イベントレポート 「食と生きる」~ニッポンの食の未来を考える~
2025年1月10日~1月19日の期間、三井不動産株式会社と株式会社ディスカバー・ジャパン主催のイベント「食と生きる」が東京ミッドタウン日比谷にて開催されました。
イベントのテーマは「ニッポンの食の未来を考える」。和食はユネスコ無形文化遺産に登録され世界的にも注目されていますが、近年は食料自給率の低下や食品ロスなどさまざまな社会課題にも直面しています。本イベント期間中、ロック・フィールドを含む18の共同参加企業・団体が、食の様々な課題について理解を深めるためのエキシビジョン(パネル展示)、シンポジウム、ワークショップを行いました。
「食と生きる」公式webサイト: 食と生きる
今回のnoteでは当社のエキシビジョンと社長の古塚が登壇したシンポジウムの模様についてご紹介します。
エキシビジョン(展示)
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エキシビジョンの会場として、東京ミッドタウン日比谷地下1階のアーケードに共同参加団体の取り組みが一堂に展示されました。
当社は4枚のパネルで取り組み事例の一部を紹介させていただきました。
※それぞれの写真をクリックしていただくと拡大してご覧いただけます。
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パネルをご覧いただいた方からは「ロック・フィールドで使用されている国産野菜の割合が92.5%と非常に高く驚いた」や、「マイ容器利用サービスのような取り組みをやっていたことを今回初めて知った」というお声をいただきました。
①のサステナブルフードシステムの取り組みの一部や、④のマイ容器の取り組みについてはnoteのバックナンバーでも詳しくご紹介しています。本記事の最後にリンクを貼っていますので、まだご覧になっていない方はぜひそちらもご覧ください。
シンポジウム
1月15日に社長の古塚がシンポジウムに登壇しました。
シンポジウムのテーマは「やさいの未来」。日本の食文化のなかの、「やさいの未来」のありようについて、東京都の農業振興に取り組んでおられる【東京都産業労働局 農林水産部・食料安全課課長】の小堺恵様、奈良市で大和伝統野菜を中心に年間約120種類の野菜とハーブを栽培、種の保存にも取り組んでおられる【株式会社粟 代表取締役社長】の三浦雅之様と共にクロストークを行いました。
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クロストークの中では、小堺様から「一食のなかでより多くの品目を取り入れることが豊かな食卓につながると思う。統計をみると若い世代の野菜の摂取量が減ってきているのが残念なこと。中食、お惣菜という形で色々な品目、色とりどりのサラダがでてくるとありがたい。中食の役割がますます重要になってくると考えている」とのお話をいただきました。
また三浦様からは、シンポジウムの打ち合わせの際に出た事例として鍋の具材など加熱して食べることが多かった水菜を、当社がサラダの食材として世の中に広めたエピソードをご紹介くださり、「小さく守るもの、水菜の事例のように大きく広げるもの。広げ方もアイディア次第。総合的なアプローチがやさいの未来を大きく広げていくと思う」とのお話をいただきました。
社長の古塚も「野菜の可能性は無限。健康、環境、経済、文化。色々な側面で人々の生活を豊かにできるのは食であり野菜。野菜に向き合って、『食べる・知る』ことで明るい未来がみえてくると思う。我々はサラダという形で食卓を飾るものを提供していきたい」と締めくくりました。
当社が食、野菜、サラダを通じて貢献できること。
その可能性を改めて考えさせられるイベントとなりました。
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